この作品は、1760年頃にナポリで製作したコントラバスです。
彼は、ナポリを代表するファミリーの優れたメーカーの一人であり、 1726年に生まれ、1793年に亡くなりました。
彼の作品は、細工は控えめです。
F字孔は不規則でもあり、 うなだれた形のスクロールは特徴的で、杢目の少ない材料を好んで使っていたようです。
オレンジ・レッドのニスを使用し、その音色は、響き渡るというよりも聴く人の心に響く音です。

スペイン、バルセロナで、1840年に製作された小さい洋ナシタイプのコントラバスです。
名称はAltimira、洋ナシの木材を使用し、当時のオリジナルの状態を残した両面フラットの非常に珍しいタイプです。
前オーナーはフィラデルフィア管弦楽団の首席の方。
New Yorkの故Samuel Kolsten&Barrie Kolstenによってレストアされた。
装着の駒はNew York Rochester管弦楽団の奏者のMichael S. Griffinの調整(刻印あり)
指板の延長、テールガット等の最終調整は日本のヴァイオリンマイスター。
弾きやすいソロ、なおかつオーケストラの音質もを持ち備えた濃厚な音質の楽器です。
*今現在、売り出し中の楽器です。ご興味のある方、お問い合わせください。
日本の職人によって5体のみ製作された、純銀製のコントラバス人形作品です。
造形美は、美しく、哀愁に満ちた表情は、人形本来の存在をさらに 強めているようにも思います。
以前は、横浜シルバーオオノ・元町店のウィンドウにクリスマスの時期に、単独で飾られていた美しい作品です。
アルゼンチンのブリキ職人が一体のみ製作した、特別な作品です。
この造形美はベース人形では最高傑作と思います。
言葉には出来ませんが、味わい深い良さが、人形から本来の持ち味として漂い、 周りの評判も非常に良い作品です。
17年前に、現地で購入したものですが、完璧な状態を維持している歴史的な素晴らしい一品。 委託で預かっている貴重な人形です。
*購入希望、ご興味のある方はご連絡くださいませ。

アメリカの弦楽器ショップに飾ってあった非売品の直筆作品です。
無理に頼み込んで譲っていただいた楽器をモチーフにした可愛らしい作品。
我が家で唯一、飾られているユーモアのある一品です。
初めてのお披露目になります。

ヤマハサイレントベースSLB-100
ヤマハ株式会社がコントラバスを研究し、販売にこぎつけた大量生産品の一つです。
飾って絵になるデザイン、実用性はイタリヤ製のサイレントベースに負けていない。
日本が誇るヤマハ、サイレントベースのロングセラーと思います。
A・ブラニャウスキー著、田中雅彦他訳の全音楽譜出版社から出版された古いコントラバスの文献です。
原著はドイツ語ですが、日本で発刊された貴重な絶版の本の一つです。
コントラバス奏者として必読の書物の一つです。
パトリック・ジュースキントの「コントラバス」の本です。ドイツの作家さんで、 新聞や雑誌の編集者をしながら書き上げられた内容は、ロングセラーになりました。 1988年に、日本でも出版されましたが、内容がかなり研究された素晴らしい作品です。 彼の作品の一つ、香水 - ある人殺しの物語 Das Parfum が2006年に映画化されたので、 記憶に新しいのではないでしょうか?